外観

クリニック設計の際に、小児科専門のドクターより、「子どもが危なくないように」と、特に強くご希望をいただいた。
子どもの動きは我々大人の想像の範囲を超え、しばしば予測不能の動きをするという。そこで、壁の出隅や家具類をはじめ、子どもが触れる可能性のあるカドや突起物を洗い出し、徹底してカドを丸める計画とした。これにより、パステルカラーの内装色と相まって、柔らかく温かみのある雰囲気をつくり出している。更に、エントランスの自動扉に子どもの手が巻き込まれるのを防ぐ柵や、院内感染を防ぐ目的の第2待合室を設けるなど、子ども目線での安全を考えた作りこみがなされた。
受付には動物を模した荷置きを設置し、受付の際にもお子様が楽しめるよう工夫をした。ちなみに本院のロゴタイプは、ドクターの3人のお子様をイメージしたタツノオトシゴのキャラクターが用いられ、楽しいウォールステッカーとともに院内にも散りばめられている。

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