
高齢化に伴い排尿に関わる疾患や治療・処置を要する泌尿器科患者さまは増加の一途をたどっています。
この数年で感じたことは大きい病院だけでは泌尿器科患者さまは診切れないということです。ときには往診・訪問診療も含めた町のお医者さんにできることをこれから当クリニックで行い、手術・入院など高度な治療を連携する大きな病院に手際よくお願いするいわゆる地域医療こそがこれから求められる医療の形ではないかと思います。
これから佐倉市およびその周辺地域の地域医療の一角を担えるよう努力していきたいと思います。
【さくら泌尿器科クリニック】
千葉県佐倉市城343-3
プチモンドさくら1-B
http://sakura-uro.com/

プチモンド担当 : 先生がご希望されていた桜の時期にめでたく開院されましたが、現在の心境をお聞かせください。
江越先生 : 勤務医時代と比べると家族との時間など、自由な時間を得るとともに、責任感というものが何倍にも大きくなりました。
プ : 今回、プチモンドメディカルに開業を依頼された理由は何だったのでしょうか?
江 : 元々は開業自体考えていなかったのですが、6年程前からお付き合いのあるKudoカンパニーの社長さんから何度もお誘いがあり、Kudoカンパニーさんに任せてみようかと思い、開業する決断をしました。

プ : では、プチモンドさくら内にクリニックを開業する決断したきっかけがあればお聞かせください。
江 : やはり一番の理由は建物です。クリニックモールらしくないクリニックモールの外観を大変気に入りました。
プ : ご検討の間、不安や悩み、課題はございましたか?
江 : Kudoカンパニーさんの全面的なサポートもあり、不安は全くありませんでした。
プ : ありがとうございます。では、新規開業に際し、心掛けたことや重要視したものはありますか?
江 : 曖昧な診療は避けたかったこともあり、16列式のCT装置を導入しました。
プ : クリニックにCT装置があると心強いですね。開業までの間には様々な出来事があったと思いますが、その中で一番印象に残っている出来事を教えてください。
江 : やはり、人事関係です。これから共に働いていくスタッフを面接したことが今回の開業準備の中で今でも印象に残っています。
プ : その他に予想外に大変だった、苦労したという点はありましたか?
江 : 医療機器の購入や銀行融資のときに、様々なメーカーや業者とのやりとりが予想外に大変でした。契約や見積りの確認など、何度も何度も打合せを交わしました。
プ : 連日に及ぶ打ち合わせ、本当にお疲れ様でした。それらの出来事を経て、こうして無事に開業されましたが、完成したクリニックを初めてご覧になった時の感想を教えてください。
江 : 一言で非常にキレイ。ひとめぼれ致しました。
プ : そう言って頂けてとても嬉しいです。さて、今後の話となりますが、先生が目指す理想の地域医療について聞かせてください。
江 : 診察や処置も大切ですが、患者様一人一人とよく対話することを心掛けています。これからは在宅医療にも力を入れて行きたいです。
プ : 最後に、開業を考えているドクターにアドバイスをお願いします。
江 : 協力企業選びは大切です。Kudoカンパニーさんのように、きっと開業医のことを第一に考えてくれるパートナー企業がいます。素敵なパートナー企業を見つけて下さい。
プ : お忙しい中、お付き合いいただきありがとうございました!
短い取材でしたが、江越先生のこれからの医療に取り組む考えが伝われば幸いです。
江越先生が院長をつとめる「さくら泌尿器科クリニック」のホームページもぜひご覧ください。
http://sakura-uro.com/
(取材日:2016年5月17日)